神田のレンタルオフィスの防災②|電気・水・トイレ、止まったときの備え
8月に、豊島屋ビルの非常食と飲料水を棚卸しした話を書きました。
少し間が空いてしまいましたが、今回はその続きです。災害のときに後からじわじわ困るところ——電気とトイレの備えについて書きます。
電気は、発電機とカセットコンロで
豊島屋ビルには発電機を備えています。使用済みオイルの処理箱や二輪車用のエンジンオイルも、同じ場所に一緒に保管しています。
ただ「発電機があります」と書くと頼もしく聞こえてしまうので、正確に書いておきます。
これでビル全体の電気をまかなえるわけではありません。あくまで、最低限の明かりや充電のための備えです。停電しても普段どおり働ける、というものではありません。
あわせて携帯カセットコンロとカセットボンベも常備しています。
お湯が沸かせるかどうかは、非常食の食べやすさに直結します。1回目で書いた缶入りパンやごはん系のアルファ米も、お湯があるだけでだいぶ心強くなります。
いちばん切実なのは、たぶんトイレです
備蓄と聞いて最初に思い浮かぶのは食料ですが、実際に困るのはトイレだとよく言われます。
地震のあとに起きやすいのが断水で、水が流せなくなるとトイレはすぐ使えなくなります。食事は少しなら我慢できても、こちらは待ってくれません。
豊島屋ビルには、100回分使える防災トイレを複数、50回分の簡易トイレ、それに便座タイプのものを用意しています。
100回分のタイプは15年ほど使える製品で、2024年に入れたもの。簡易テントもあるので、屋外で使う場面も想定しています。
トイレの備蓄は「何日ぶん」で考えるものだと思います。人数と日数を掛け算すると、必要な回数はけっこうな数字になります。ここは今後も足していく前提の項目です。
マスクも、同じ棚に並んでいます
在庫リストには、洗える布マスクがMサイズとLサイズで並んでいます。感染症の流行を経験してからは、これも防災用品のひとつという感覚になりました。
棚を見ていくと、防災用品は「災害のためだけのもの」ではないことに気づきます。
マスクも、カセットコンロも、簡易テントも、ほかに使う場面があります。使い道が複数あるものから増やすのが、続けやすい備え方なのだと思います。
次回は最終回として、非常用階段やエレベーター、避難訓練の話を書きます。建物そのものの備えと、逃げ方の話です。
ビル側でこうした備えを持っていることも含めて、神田で働く場所をお探しの方は空室状況をご覧ください。


