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「病気も個性のひとつ」筋無力症と共に歩むリタオフィス・会社運営の日々

こんにちは!リタオフィス 有限会社神田豊島屋 代表の木村蓉子です。

今日は少し個人的なお話をさせていただこうと思います。
実は私、重症筋無力症という病気と共に生活しています。
「え、大丈夫?」と心配してくださる方もいらっしゃるでしょうが、ご安心ください。
この病気があっても、無理なく元気に会社をやっていけています。


重症筋無力症は、筋肉が疲れやすくなる自己免疫疾患。
夕方になると瞼が重くなったり、話していると呂律が回らなくなったり。
最初は「最近疲れが取れないなあ」程度に思っていたのですが、診断を受けたときは正直驚きましたが、「病気も自分。個性のひとつ」と受け入れたら、何だか元気です。

面白いことに、医師からは「数値があまり良くないですね」と言われることもあるのですが、私自身の症状はかなり良好なんです。
数値と実際の体調って必ずしも一致しないものなんですね。だから私は自分の体の声を一番信じています。

薬も、体調に合わせて自分で調整しています。
調子が良いときは少し減らしてみたり。
もちろん医師からは「勝手に薬を減らしちゃダメ!」と怒られますが(笑)、60年以上付き合ってきた自分の体のことは、やっぱり自分が一番よく分かるんです。(と、自分で思ってます。)

この病気のこと、私はフルオープンにしています。
SNSでも普通に投稿していますし、お客様との打ち合わせでも隠しません。
疲労を感じたら「すみません、1時間遅らせてもらえますか〜」とサラッとお願いしちゃいます。
日本はどこでもカフェはあるので、少し休んでます。
お客様も病気のことを知ってくださっているので、快く応じてくださいます。本当にありがたいです。

そもそも、病気のことを隠すストレスの方が体に悪いですし、無理して体調が悪い状態で、人様とお会いするのは、相手にも自分にもストレスがかかりますよね?
この自分の病気、今までの仕事から「集中とリフレッシュの切り替え」がいかに大切かを実感しています。
重症筋無力症の特徴は「使うと疲れる、休むと回復する」こと。
これって、現代の働き方にも当てはまりませんか?集中して働いて、しっかり休む。
そのメリハリが良い仕事を生み出す。

だからリタオフィスでは、同じビル内で仕事に集中できる環境とリフレッシュできる空間を両方ご用意しました。
私自身の体験から、この「無理をしない、でも手は抜かない」働き方を皆さんにも体験していただきたくて。
直感を信じて始めたリタオフィス。


重症筋無力症という”個性”があるからこそ見えた、昔ながら?新しい?働き方の提案。
病気があっても、自分らしく堂々と生きていける。
そんなメッセージを込めて、今日も笑顔で皆さんをお迎えしています!

神田生まれの江戸っ子
木村蓉子 きむらようこ


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神田豊島屋
Rita-Office

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