オリンピック
都会の緑あふれるレンタルオフィス『Rita-Office』代表
木村蓉子のブログへようこそ。
大混乱のコロナ禍での開催となった東京2020オリンピックがいよいよ開催されることとなり、東京では厳しい交通規制もなされ始めました。
江戸の時代よりこの大きな街の活力と庶民の智慧に、間違いなく『豊島屋』は育てていただきました。大きな感謝と共に日本の首都東京を愛してやみません。
今までも悪代官にいじめられ集られ蔑まれても、商人としてそれすら肥やしとして逞しく生きて参りました。ですから、酒に対する理不尽と思える扱いも愛の鞭だと無理やり解釈して、良い方向へとベクトルを変えて「豊島屋」はこれからもど根性精神で生き抜いて参ります。
でも、ふと思うのです。もし、IOCの会長がクーベルタン男爵のように高い精神性と理念をお持ちだったら、こうまでストレスを感じることなく心一つにして大義を信じて開催に協力できたのではないかと。オリンピックの精神は、商業主義金権主義の蔓延りで今や死んだも同然。「平和の祭典」などと未だに言い続けるのは関係者のみで、それを信じる国民はいない。
だからこそ、私はその中で輝くアスリート魂を信じたい。本当に美しい魂は、泥の中で咲く蓮のように、闇夜に輝く星のように、暗闇に光をあて汚泥を肥やしにして光るのだと思う。
それにしても、もしトップがもっと高潔な人であったら子供たちにもっと熱く私が小学生の時に見た東京オリンピックの開会式をスタジアムで観れた感動を語れるのにと。
それでも自分を極限まで追い込んで、わが身を鍛え収斂したアスリートへの敬愛を込めて、今度のオリンピックも熱い応援をTVの前で送りたいと思います。